過去には「母親失格!」とものすごいバッシングまで受けたことがある小田桐あさぎさんの育児スタイル。
実は子どもと自分の両方にしっかり向き合った結果生まれた本質的なアプローチなんです。
一見ヤバそうに見えて、実はママも子ども楽しく過ごせる小田桐あさぎさんの子育て理論を、外資系企業勤続10年以上のワーママが徹底解説します!
小田桐あさぎさんのやばい子育て遍歴
最近の小田桐あさぎさんといえば、ドバイ在住で年商12億越え。
すでに3冊の著書を出版し、最新作の「女子とお金のリアル」は発行部数10万部を超えている小田桐あさぎさん。
主催する魅力覚醒講座も2000名以上が受講するという盛況っぷりで、とにかく話題に事欠かない。
これだけすごい成果を出していますが、自由に時間が使える独身貴族かと言えばそうではなく3歳と8歳の娘を持つワーキングマザーです。
「じゃあ大して子育てしてないんじゃないの?」と思う方もいると思います。
子ともと接している時間で見ると、確かに子育てしてない(汗)。
- 寝かしつけを一切しない
- 授乳は最初の1ヶ月だけ。
- ベビーフードをフル活用離乳食を手作りしない。
- 子どもが保育園に行きたくないと言ったら、無理に行かせない。
- 保育園の先生に他の子と同じことができないと言われても気にしない。
- 子供と遊ぶのは3分だけ。
- 子どもが欲しがる物は高価でも与える
- 一家でドバイに移住。基本不在で月1回家にいるかどうか。
- 普段のお世話は旦那とナニーにお任せ。
- 長女はスイスのボーディングスクール(全寮制校)への入学が決定
なんとも華麗な(!?)遍歴ですよね。
小田桐あさぎさんがこれまでに公開してきた子育て方法は、日本のお母さんの常識ではあり得ないことも多いと思います。
発信し始めた当初は「お前なんて母親の資格ない!!」とか、すごいバッシングを受けたんだとか・・・。
でも、小田桐あさぎさんの子育て方法の裏側にある思想を知ると、実はすごく本質的な部分を大事にしていることが良くわかります。
私は世間一般から見れば子育てには真面目な法だと思います。
子育て関連の講座に100万は課金してるし、できれば日中子供と一緒に過ごしてあげたいと思っています。
だからこそ、最初は小田桐あさぎさんの子育て論を聞いて、正直ギョッとしました(苦笑)。
「流石にそれはないでしょ」って思ったこともあります。(笑)
ところが、こんなクソ真面目ママな私でも、小田桐あさぎさんの子育て論の裏側にある思想を理解すると、なるほど!と思うことがたくさんありました。
しかも、その多くが外資系企業で見てきた超仕事ができるバリキャリワーママに通じる点がたくさん!
自己実現と子育てを両立したい人にとって必見の子育て論だったんです。
仕事を頑張りたいだけでなく、「自分磨きをしたい」「自分の時間を大事にしたい」だって大切な自己実現の一つ。
子どもを産んでも自分の好きなことを諦めたくない人にはぜひ参考にして欲しいことがたくさんあります。
そこで、どう見てもぶっ飛んでる子育て方法から私たちが学べることは何か、某有名外資系企業ばかりを渡り歩いて活躍するワーキングマザーを何人も見てきた私が徹底解説します!
いきなり彼女のやり方を完全に真似することは、多くの人にとって金銭面や精神面どちらかに負担がかって難しいかもしれません。
でも、エッセンスを取り入れるつもりで自己流にアレンジするとグッと育児が楽になるはず!
その結果、自分も子供も、のびのび楽しく過ごせて家族みんながもっとご機嫌な毎日を目指せます。
次からは小田桐あさぎさんの子育て論を詳しく紐解きますので、よければ最後まで読んでエッセンスをしっかり持ち帰ってくださいね。
特に気になる項目があれば、一気にそこにとんでも大丈夫です!
小田桐あさぎ流のヤバイ子育て6選
小田桐あさぎ流子育て①寝かしつけをしない
ほとんどのママが苦しむ寝かしつけ、まさかの小田桐あさぎさんはしません!笑。
「大人だって眠くないのに寝ろって言われたら嫌でしょ?なんで子どもにはするわけ?!」
確かに、ごもっとも・・・。
ここからまず学べるのは、小田桐あさぎさんは赤ちゃんの頃から「子どもを自分と対等に扱っている」と言うこと。
実はこれ、子育てではすごく大事なことなんです。
子どもを親がなんとかしようと子育てすると実はロクな事になりません。
子供から猛反発を喰らって手がつけられなくなるか、もしくは言うことをなんでも聞く一見いい子だけど自分では何も決められなくて常に親の許可がないと動けない子になるか。
きっと、どちらも世の親が望む状態ではないはず。
なので、子どもを一人の人間として扱って、意思を尊重してあげるのはとっても大事!
このトピックはなかなか語りきれないので、一旦ここまでにして本題に戻りましょう。
さて、寝かしつけをしないとはどういうことか。
私の周りにも寝かしつけをせず、赤ちゃんの頃から自分で寝てくれる(セルフねんねできる)子はいます。
アプローチは主に2パターンな気がしています。
1つは、いわゆる「ネントレ」をしっかりやっている家庭。
ネントレの内容は本屋やwebで探せばすぐに情報が見つかるので詳細は省きますが、ざっくり言うと規則正しく生活してリズムを整えてあげる感じです。
これをしっかりやっているママ友は2歳と7ヶ月の子ども2人ともセルフねんねが出来るようになったそうで、夜は完全に自分の時間の時間だそうです。
我が家は夫婦ともに夜型でこの方法は向いていませんでした(なぜなら遅くとも7時には子どもを起こさないといけないから)。
さらに、夫はそもそも魅力覚醒講座など不要なくらい覚醒済みで自分に正直な人なので、規則正しい生活がベースになっている方法は受け入れてもらえず、我が家ではネントレは不発に終わりました(涙)。
2つ目はあさぎさん流(フランス流)です。
あさぎさんは「フランスの子どもは夜泣きをしない」を推薦図書としてあげてましたよね。
泣いて呼ばれても、すぐには飛んで行かない。
最低5分は様子を見て、寝れそうだった一人で寝るまでそっとしてあげて、1人で寝ることを学習させるという方法。
親が対応するのは5分観察してみて、鳴き声がだんだん大きくなったり、完全に目が開いて起きてることを確認した後だそうです。
私の知人にお姉さんがフランス人男性と結婚した方がいるんですが、赤ちゃんは別の部屋で寝かせておき泣いたとしても(彼女曰く)基本ほったらかしだそうです。
(日本人からするとほったらかしに見えますが、これが先ほど言った観察タイムですね)
そのかいあって、0歳でもベットにおいてほっといたら1人で寝てくれるんだそう。
思わず納得してしまったのが、「フランス流をやるには多少の家の広さと精神的な強さが必要かも」と言う知人のコメント。
曰く、赤ちゃんは別の部屋に寝かせてモニターで見るのがその夫婦の基本スタイルだそうです。
でないと同じ部屋で過ごしていたら、5分も泣いているのを観察し続けるのって、親側も結構な我慢を強いられます。
「抱っこしてあげないと可哀想なんじゃないか」とか、「抱っこして泣き止むなら、もうそれでもいいかな」とか考えてしまったり。
特に夜泣きとなると親もへとへとなので、抱っこして大人しくなるなら抱き上げてさっさと寝かしてしまいたい・・・と5分も待てず数分だけ様子見てすぐに対応しちゃいがちなんですよね。
我が家がこれで失敗したタイプです。
実は、最初は何もしなくてもセルフねんねできる子で、子育て意外と楽だなーなって思ってナメてました。(笑)
でも起きてるタイミングであやしていたらそのまま寝ちゃうことがちらほらあり、そのうちあやさないと寝なくなってしまいました・・・(涙)。
そこからは先ほど書いた通り、5分も待てなくて抱いて寝かしつけしてしまう・・・その結果抱っこが入眠の必須条件になってしまうという悪循環でした。
ネントレすればいいか〜なんて考えてましたが、先ほど書いた通り、ネントレは我が家の生活スタイルには馴染まず・・・。
なので、あさぎ流(フランス流)でやるなら、赤ちゃんの頃から子どもと大人の寝る部屋は分けておくことをオススメします。(残念ながら我が家にはそんな余裕がなかった・・・)
我が家は結局ゆるネントレでなんとか寝かしつけの負担を減らしてます。
今では眠くなったらベビーベッドに近寄って、自分から入りたいと意思表示をするまでになりました。
夜泣きをする頃もありましたが、その時は薄目を開けてはしばらく様子を見ながら狸寝入りで対応。
ベビーベッドの上で起き上がって母を呼んでも対応しないとわかると、自分からこてんと再び寝転がってすぐに寝てくれます。
泣いて呼ばれてもすぐに対応せず、観察するっていつになっても大事でした。
小田桐あさぎ流子育て②離乳食は作らない、ベビーフードで育てる
あさぎさんがこれを宣言したのはおそらく8年前くらいでしょうか。
その時はすごいバッシングを受けたそうですが、今はむしろベビーフード使ってない家庭ないんじゃなか?ってくらい私の周りでは当たり前です。
実は、私も最初はベビーフードに対して否定的でした。(汗)
私の場合は特にお金に対する罪悪感が強くて・・・。
「ベビーフードって、大人が食べるヤツより高いんでしょ?そんなの毎食使うなんて。。。」と思ってました。
最初は作るつもりでレシピ本を買ってましたし、離乳食作りに必須と聞いて、妊娠する前からブレンダーを買ったりしてました(笑)
ところが・・・いざやってみると離乳食作りなんてとんでもない!!
最初の頃こそお粥だけでよかったりしますけど、成長するにつれて品数が増えるくせに、大人ほどの量を食べるわけじゃないので食材の管理がクソめんどくさい。。。
私は特に料理が好きなわけではなかったし、離乳食作りに時間を割くぐらいなら、読み聞かせしたり一緒に遊びたいと思ってすぐに作るのをやめてしまいました。
知育について学ぶ講座を受けていますが、そんな真面めそうな(?)講座の仲間内でさえ、ベビーフードを食べてくれる時はそれに頼るべし!という風潮があります。
我が家は3食ベビーフードなんです、って講座仲間にいってもあまり変な顔をされることはありません。
ベビフードだと、お肉とお魚のバランスもとりやすいし、自分で調理するよりもよほど野菜の種類も一度にたくさんとれるので、むしろいいことをしているんじゃないかと思います(笑)
こんな感じで、ベビーフードを使うメリットをあげると、結構色々あります。
- 子どもと向き合う時間が増やせる
- 親の好みに左右されず、幅広いメニューを用意できる
- 使用する食材の在庫管理をしなくていい
- 手間なく一度にたくさんの品目を取らせてあげられる
結構いいことたくさんありますよね。
料理が大好きで、手作りを食べさせてあげることに幸せを感じるママは離乳食作りをするのが良いと思いますが、そうでなければ無理に作る必要はないかなと思います。
小田桐あさぎ流子育て③子どもが保育園に行きたくないと言ったら頑張って行かせたりしない
小田桐あさぎさんの子育てのすごいエピソードの中でも個人的に群を抜いてると思うのがこちら。
子どもが「今の保育園嫌だ」と言うと、「わがまま言わずに行きなさい!」とか「お願いだから行って」とか、なんとか通わせる努力をするのがよくある反応だと思います。
一方、小田桐あさぎさんの反応は「分かったー。マミーが新しい保育園探してくるね」。
まさかの・・・保育園を選び直す・・・。
保育園激戦区のエリアでそもそも選ぶのが難しかったり、自治体が運営している保育園でないと費用が高額で躊躇したりと、一般的にはいろんな事情があって気軽な転園は難しいと思います。
でも、小田桐あさぎさんは娘さんが「この保育園嫌だ!」と言うたびに新しいところを探して、複数の園に通わせたんだとか。
最終的には日本の教育が娘に合わないと判断して、子どもの教育のためにドバイ移住するに至るわけですが。
これを聞くと、「お金があるからそこまでできるんでしょ?!」って思ってしまいがちですが、大事なところは「子どもを環境に合わせようとするのではなく、子どもにとって一番いい環境を追求する姿勢」だと思います。
育児って正解がないが故に、モンテッソーリの幼稚園に通わせてみようかとか、有名私立小学校に入れてみようかとか、世間一般的に良さそうな教育機関とか教育方法に目が行きがちです。
やっぱり私自身もそう。
〇〇教育がいい、なんてSNSで見てしまったら、試さずにはいられない気持ちになります(苦笑)
でもここで大事なのは、どんなにいい教育方法であっても、どんなにいい教育機関であっても、子どもが楽しんでいなければなんの意味もない、むしろその子の可能性を摘んでしまう害あるものでしかないことを親が心に留めておくこと。
園や学校を変えるのは色々な制約が伴うのなかなか難しいと思います。
せめて子どもを無理にその場に合わせようとせず、子どもの感じたことをまずは全肯定してあげること。
その上で、着地点を探る姿勢を示すことができれば、子どもが生まれ持ってきた個性を大切にしてあげられるかと思います。
ちなみに、小田桐あさぎさんは保育園の先生に娘さんが「1人だけみんなと同じことをしない(ので困る)」と言われたことがあるそう。
たとえばお遊戯会があってみんなが踊ってても娘さんだけやらない、みんな体育座りして待ってられるのに一人だけしない、とか。
それを聞いたあさぎさんの反応は「そりゃそうだよなー。やりたくないよなー」だったそう。(笑)
私だったら、つい「すみません」って言ってしまいかねないな、と思ってハッとしました。
私の頭には、次のような連想ゲームが始まっていて、子どもの気持ちを考える余裕なんて有りませんでした。
他の子は出来るのに1人だけ出来ない→ その時点で必要な教育が足りていない→ 親の力量不足→「すみません」発言。
悲しいかな、日本の昔ながらの教育に染まっていると、子どもの気持ちよりも変な自責思考が先に働いてしまうんですね・・・。
子どもの気持ちを無視している方が、よっぽど親としては良くないなと反省しました。
とことん娘さんファーストな小田桐あさぎさんの発想は、周りに合わせなきゃいけない・周りに迷惑をかけてはいけないと強く刷り込まれてる私の目を覚ましてくれるものでした。
小田桐あさぎ流子育て④子ども相手にも完全に聞き合いをする
結果的に、日本の教育は娘に合わないと判断し、ドバイ移住をする小田桐あさぎさんですが、ここでも娘さんファーストのすごさが発揮されています。
移住を決めたのは小田桐あさぎさんなのですが、「ドバイに移住することにしたから、ドバイの学校に転校しようね」といきなり決定を押し付けることはしません。
事前に旅行で何度もドバイに行って現地の雰囲気を知ってもらう機会を作ったり、ドバイの学校に通ってみない?と言う会話を何度もしたそう。
小田桐あさぎさんがパートナーシップ含め人間関係で悩みを持つ人にアドバイスする「聞き合い」の威力が発揮されています。
聞き合いというのは、「自分はこうしたい!」と要望を一方的に伝えるのではなく、まずは「自分はこうしたいんだけど、どう思う?」と相手の意見を聞くことから始めよう、と言うものです。
小田桐あさぎさんは、これを6、7歳の子にもちゃんとやっているのがすごい。
しかも、この年齢だと大人みたいに一度にまとめて会話することは難しいですし、気持ちも移ろいやすいので回答が変わることもあると思います。
あさぎさんは1回聞き合いをしたら終了ではなくて、根気強く何度も子どもと聞き合いをされたようでした。
自分ごとに置き換えた場合、親の転勤の都合で子どもが転校することになった時、そこまで何度も聞き合いをしてあげられるかと考えると、正直結構大変だなと思います。
きっと、事前に新しい土地を見せたり、その土地を好きなってもらうために色々紹介したり、多少はするはず。
でも普段のお世話もしながら追加でこれをやることを考えると、子どもが自発的に「行きたい」もしくは「行ってもいいかも」って言うまでやれるかと問われると・・・正直自信ないです。
「ちゃんと事前に説明したし」って親が思える自己満レベルをやるだけでも十分大変かなと。
そう考えると、時間とお金に余裕があって、子どもととことん向き合っている小田桐あさぎさんのスタイルは理想的だなと思います。
とは言え、いきなりこのレベルに行くには流石にハードルが高い💦
なので、まずは親が叶えてあげられる範囲でこどもの意見を聞いて選ばせてあげる、これを心がけるだけでも接し方が変わってくると思います。
自分で決められることが増えていけば、子どもの自己肯定感も上がるし、自分で考えて決められる=自己解決能力が身に付くことで、環境が変えられなくても自分らしく過ごせることが増えると思います。
小田桐あさぎ流子育て⑤子どもと遊ぶのは3分だけ
小田桐あさぎさんは子どもと遊ぶのが全く苦ではないんだとか。
3分しか遊んでなけりゃそうでしょうよ・・・って思いました?
この3分だけ遊ぶ、にはいくつか抑えておくべきポイントがあります。
- 子どもは体感時間が大人より長いので、3分でも十分な長さ
- 遊ぼうと言われたら、まず3分遊んでみる
- 3分経ったら、じゃあお母さん仕事するね、と違うことをしてOK
- 子どもが好きな遊びにそのまま付き合うのではなく、一緒にやって苦痛でない遊びを提案する
↑ここに結構大事なことが詰まってるんですよね。
まず、凄いのは「ちょっと待っててね」と言って子ども以外のことを優先しないこと。
つい「後でね。」と言って用事を優先すると、子どもが何も言わないからそのまま作業を続けちゃったりってことないですか?😅
その後も特に何も言ってこないから、「忘れちゃったのね。まあいいっか。」なんて流したりしてませんか?💦
実はそれ、子どもとの約束を破ってることになるので、信頼関係が崩れる原因になるんです・・・(たとえ子どもが忘れている様子でも、約束を守らないのはNG!)。
とは言え、本当に手を離せないタイミングもあるし、バタバタしていたら忘れちゃうこともしょっちゅうあると思います。
そんな時は、「遅くなってごめんね。約束だから〇〇しようね」とアフターフォローをしっかりすれば大丈夫。
だけど、そもそもこんなやり取りをする必要がないように、その場で3分だけでも手を止めて子どもに向き合えたらいいですよね。
もう一つ重要なのは、無理に子どもの遊びにそのまま付き合わないこと。
例えばおままごとに付き合うのがイヤなら、親も一緒にやって楽しいことを提案する。
その提案が子どもにとっては新鮮で楽しいものだったりします。
子どもの世界が広がるきっかにもなります。
子育てで一番大事なのは、とにかく母親が楽しんでる姿を見せてあげること。
それを実践する上で、すごく参考になるポイントが詰まってるトピックですよね。
小田桐あさぎ流子育て⑥子どもに欲しい物を我慢させせない
小田桐あさぎさん曰く、子どもに欲しいものを我慢させる親・高い物より安いものを選ばせようとする親は、子どもを貧乏にするんだそう。
これについては自分の経験が思いあたりすぎてドキッとしました。
私の家庭は貧乏というほどではなく中流の一般的な家庭だったと思いますが、親がとにかくケチでした。
毎月のお小遣いも本当に少ないし、おもちゃ屋さんに言って欲しい物を指さしても、「こっちにしとき」と安い物を提示される始末。
そのうち、親に何が欲しい?と言われても、ねだらなくなりました。
たまに祖母から「おばあちゃんが買ってあげるから好きなもの選び」と強く言われても、仕方なしに「じゃあこれ」となるべく金額が安いものの中で選ぶ始末。
選ぶ理由が値段になっていて、本当に欲しいものが分からなくなっていました。
小田桐あさぎさんも、まさにこの点を問題だと指摘しています。
お金を稼ぐ秘訣は、ちゃんと自分の欲しい物を明確にして、それを手に入れた喜びを体感すること。
その喜びがさらにお金を稼ぐ原動力になる。
だから、欲しいものが明確であることがお金を稼ぐ上で一番大事。
子どもに欲しいものを我慢させると、お金で豊かになる一番大事なポイントを奪ってしまってるんですよね💦
子どもの欲しいをどこまで叶えてあげられるか、はやっぱり財力によって制限をかけざるをえないこともある。。。
改めて、お金を稼ぐって、子どもの将来のために大切だと実感させられます😂
小田桐あさぎ流子育ては激ヤバに見えて、実は本質をついた方法だった
いかがでしたか?
小田桐あさぎさんの子育て論、一見すると「ネグレクトじゃないの?!」なんて言いたくなる人もいたかもしれませんが、その裏にある思想を見ると実はめちゃくちゃ娘さんファースト!
- 子どもを大人と対等に扱う
- 子ども相手にもしっかり聞き合いをする
- どんな短い時間でも子どもと向き合う
- 子どもの要望をなるべく叶えてあげる
エッセンスを抜き出して見てみると、育児の本質を押さえた子育て方法なのでは、とすら思えてきます。
実はこれ、私が10年以上も有名外資系企業で働く中で見てきたグローバルなバリキャリママにも共通して言えること。
会社の中でもロールモデルとして、よく子育てと仕事の両立について質問されている彼女たちが口を揃えていうのが、
「子どもとの時間は量ではなく、質」
「短い時間でも、とことん子どもと向き合う」
という言葉でした。
育休に入る前に、アジアトップを担う女性リーダーにアドバイスをお願いしたことがあります。
その時のアドバイスで今も覚えている言葉があります。
「育児については、色んな人が色んなことを言ってくる。
でも、あなたが選んだこと・やっていることが全て正しい。
アドバイスをくれる人にはただThank youとだけって、全てに従う必要なんてない。」
まもなく育休が明ける今になってこの言葉の重みがよくわかります。
育児で唯一正しいと言えるのは、「正解がないこと」。
少なくとも、[母親の性格 x 子どもの性格]の組み合わせの数だけ方法が存在し、母親と子どもが楽しく過ごせれば、それがその家庭の正解だと思います。
だからこそ、よくある〇〇法とかに子どもを当てはめるんじゃなくて、その方法のエッセンスだけ美味しくいただいて、いいとこどりをするくらいでちょうどいい。
小田桐あさぎさんの子育て論も、自己流にアレンジしていいとこどりをしていくのがおすすめです!
あさぎさんが型にはまらない子育てをできるのは、マインドが整っていて自分の軸があるから!
世間体とか他人との比較とか、他人軸では絶対に判断しない。
常に自分がどうしたいか、自分も家族もハッピーになるにはどうするのがベストか、自分たちにとっての正解をだたひたすら追求する。
そんな姿勢を貫けるあさぎさんだからできることなんですよね。
ドバイに移住するとか、住み込みナニーを雇うとか、そういう華々しい行動に目が行きがちだけど、大事なのはそこじゃない。
どれだけ自分の本音に向き合って、真剣に自分の幸せと家族の幸せを追求できたか。
これはいくら待っていても、ある日急に出来るようにはならない。
特に真面目な日本人には、凄く難しい。
知らず知らずのうちに、勝手に自分が決めた「普通」に無理やり当てはめて考えてしまう。
それを続けてると自分もなんだか生きづらさを感じるし、子どもの才能を無自覚に潰してることもある。
そんな状況を抜けて、まずはお母さんが幸せになることが本当に大事。
それを叶えてくれるのが、あさぎさんが主催する魅力覚醒講座!
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気になる人は、こちらの記事も読んでみてください☺️
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